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家族とのネットワーク接続でセキュリティを強化すべき理由
自宅サーバーを構築するために固定IPアドレスを取得したものの、不正アクセスの被害にあってしまった、このような被害が近年増加しています。
なぜ固定IPアドレスを利用しているにもかかわらず、不正アクセスされてしまうのでしょうか。
その一つにスマートフォンやタブレットによるアクセスがあります。
NTTフレッツの常時接続は確かに便利なのですが、無線LANを利用してタブレットやスマートフォンによるインターネットアクセスを利用している場合、注意が必要です。
サーバーを構築する際、サーバーのセキュリティ対策をしっかりしたものの、他の接続機器については、セキュリティ対策をしないまま、ネットに接続できる状態にしているというケースが多く見られます。
特に家族がネットワークを利用する場合、この点での注意が必要になります。知らないうちにインターネットで怪しいサイトへ接続し、フィッシングなどの被害にあってしまった、ということも増えています。
他にも家族がノートパソコンを自宅のネットワークに接続し、インターネットへアクセスした際に、固定IPアドレスを特定されてしまった、というケースもあります。このような場合、インターネット接続に対する甘い認識が原因となっていることが多いので、やはり事前のセキュリティ対策が必要です。どのようなセキュリティを確保する必要があるのでしょうか。
例えば家族がネットワークを利用する場合、固定IPアドレスの回線ではなく、別のネットワーク接続を利用するようにできるかもしれません。ocnなどのプロバイダーでは、法人、個人それぞれがネットワークに別々に接続できるサービスを提供しています。こうすることで、セキュリティを確保できます。
他にもVPN接続を確立して、匿名性を強化しておくこともできます。
ポイントは、うっかりセキュリティホールを作らないということです。この点さえ対策をしっかり施しておけば、万一の不正アクセスのリスクを大幅に低減できます。